転勤したくない!転職を全力で後押し

転職後押し

あなたの転職のハードルを下げたいです。

転勤がイヤな方、転職はベストではないかもしれません。でも、ベターにはなります。

「文系出身、営業経験なし、PRできるスキルなし。」

そんな私が転職するまでを時系列で紹介します。

この記事を参考に、一人でも行動に移してくれる人が出れば幸いです。

大切な家族と過ごす時間、そして家族を幸せにする世帯年収を確保するために。

偉そうに言ってますが、私も常により良い生活、働き方を模索しているので、あくまで経験からの参考にしていただければと思います。

①今の会社に残った場合のシミュレーション

私がまず重視したのはお金です。転勤生活を続けるならば片働き、転職するなら共働きと考えて世帯年収を試算しました。そのほか、ライフスタイルにおけるメリットデメリットも可能な限り考えました。

片働き
  • 世帯の生涯賃金:2.7億円
  • 今後ずっと数年に1回、引っ越し
  • 休日の過ごし方もその場所場所に左右される
  • 仕事と育児家事で分業制となり、ワンオペとなる可能性が高い
共働き
  • 世帯の生涯賃金:4.9億円
  • 腰を落ち着けて暮らせる
  • お金にある程度余裕が生まれ、ストレスを遠ざけられる(家事代行、シッター等)

なお、生涯賃金のデータは以下を参照(男性2.7億、女性2.2億として試算)。

一目瞭然ですね。夫婦のどちらかが専業シュフになるのなら別ですが、そうでないなら、転勤なしの共働きがベストです。

※仮に、育休や短時間勤務などで一方の収入が半分になったとしても、生涯賃金は3.5億円と、片働きより圧倒的にベターです。

②転職情報収集

やはり転職だ!そう思った私は、次に漫画「エンゼルバンク」を読み始めました。

たかが漫画と侮ることなかれ。

2007年~2010年に連載されていた漫画で、この記事を書いている時点からもう10年近くたちますが、時の経過を感じさせません。

私はこのエンゼルバンクで、転職を決意し、その進め方を学びました。当時ドラマになったことも踏まえると、影響を受けた人は多そうです。東大を目指す「ドラゴン桜」と同じ作者、と聞くと少しイメージが伝わるでしょうか。

「転職はリセットではなく、人生のチューニング」

→転職すればすべてリセットして悩みが解決できる。私のそんな甘い考えもこの漫画で改めました。何かを得ようと思えば、別の何かを妥協しなければいけないことは常。特別なスキルのない一般人ならなおさらです。転職は、自身の人生における優先順位のチューニング。

例えば私は、転勤なしというプライベートの優先度をあげる代わりに、給料の優先度を下げることで、現実的な求人を絞りました。共働きできれば、自分自身の給料が多少下がっても、共働きによる世帯年収でカバーできるためです。

言葉ではうまく伝えられないので、作者のHPを見てください!

このように、マンガを読みつつ、内容に沿った行動を進めることで、転職のイメージを自然と明確化できるようになります。そして何より、仕事に対する熱意がわいてきます!

やみくもに転職情報を集めるより、まずはエンゼルバンクを大人買いしてしまいましょう!

電子書籍なら、単身赴任の方なら例えば帰省中の新幹線の中でも読めますね。

エンゼルバンクにハマった方は漫画内のエージェントのモデルとなった方の海老原嗣生さんの本もオススメです。

タイトルだけでもワクワクしませんか?

③転職エージェント相談

情報が集まれば行動です。

私はリクルートエージェントを利用しました。

行きたい会社が明確に決まっている場合は、会社に直接連絡をとるなど方法はあると思いますが、私は求人から見たかったためです。

転職エージェントは、基本的に採用企業からの成功報酬型になっているため、利用に費用はかかりません。

ただ、私は比較をしていないので、各社の良さは他サイトをご参考ください。例えば、「転職エージェント_比較」で検索して上位に出てくる以下のサイトは非常にわかりやすかったです。

登録後、何度かエージェントと面談をし、条件にあう求人を見ましたが、結果的にはあまりマッチするものがなく、エージェントを利用しての転職はフェードアウトしました。

ただ、得たものもありました。

  • 自分のスキルの棚卸しができ、職務経歴書を通してそれを言語化することで、一般的にいう自身の市場価値というものがざっくりわかった(あまり価値はありませんでした笑)。
  • 自分が何を重視するのか言語化することで、自分の中で腹に落とせた。
  • 今の自分にどのような求人があるのか、客観的に知ることが出来た。

①転勤なしでプライベートの充実を第一優先する

②転勤がなければ共働きできるから、自分自身の給料は下がっても良い

③代わりに、仕事のやりがいを重視したい

この①~③で、求人数はある程度確保できたのですが、③のやりがいを求めた結果、マッチするものが見つかりませんでした。

利用はタダですし、利用後に何か縛りがあるわけでもないので、迷っている方は利用してみてください。実際、私も登録後、そのままフェードアウトしましたが、その後、しつこい営業電話が来るなどありません(私に価値がないとみられただけかもしれませんが)。

④公務員検討開始

給料はそこまで求めないから、転勤がない、やりがいの感じられる仕事がしたい。転職エージェントへの相談と並行して、この軸で改めて考えていたところ、「公務員」にあたりました。

自分は転勤がイヤで会社を辞める。社内に、同じように転勤で悩む人も多くいました。配偶者同行転勤を相談したり、できずに辞めたり、単身赴任を余儀なくされたり。。

ちなみに私は人事の立場で仕事をしていたので、制度を変えるといった形で取り組むこともできたのですが、制度ができるまで待ってられないと、自分優先で辞めました。笑

地方公務員なら、転勤もなく働け、さらに企業に働き方改革を推進する立場として仕事ができるかもしれない。これなら、「転勤なし」と「やりがい」の、いずれの条件も満たす。

そして希望の場所で地方公務員の求人を調べたところ、ちょうど中途採用で求人もあり、かつ、働き方に関連する部署もありました。

ここまで条件がそろえばもう進むしかない!

あとはひたすら試験勉強です。単身赴任中だったので、平日就業後、そして帰省しない週の土日を勉強時間にあてました。本筋からずれるのでここらへんは割愛します。

結果、無事に合格し、今の共働きに至ります。ただ、希望する部署にはつけなかったので、プライベートの時間でこうして「脱転勤」推進をススメることにしました。

⑤共働きで幸せな生活

転勤なしで腰を落ち着けて共働き生活できるようになったので、本当にいまが充実しています。

子どもはまだいないので、二人暮らし。お互い総合職並みの給与を得ているので、まずお金に困りません。家計簿つけてません。(アーリーリタイアのために投資はしてます)

共働きなので、家事も平等です。お互い家事にこだわりが一切ないので基本的に家は片付いてないです。でも死にはしないので全然問題ないです。

私も妻も親族が近くにいないので、もし子どもが産まれれば、家事代行やシッターをフル活用する予定です。自分たちですべてこなさなきゃという無意味なこだわりもないことが、ストレスを感じないコツかもしれません。こまめな節約より、効果の感じられるものには積極的にお金を使います。

ただ、妻には転勤の可能性がゼロではありません。そのような場合に備えて、どこでも働けるスキルを身に付けたいと思い、私はプログラミングを勉強しています。この辺は以下の記事でも紹介してます。

転勤のある共働き 転勤が仕方ないときの共働き

もし妻に転勤の辞令が出たら、妻が転勤のない仕事に転職するか、私が辞めて妻に同行してプログラミングで稼ぐか、またシミュレーションをして考えようと思っています。会社にも、ここじゃなきゃというこだわりがないので。。他人の目なんてまったく関係ありません。他人の目を気にしたって、その他人はあなたの生活を保障してくれるわけではありません。嫌われようが見下されようが、痛くもかゆくもありません。自分が納得すればそれでOKです。

最後に

最後に、少しでも転職をしようかと考えていただいた方のために、ダメ押しします。

①日本では、実は転職しない人の方が少数派です。

就業経験のある男性の79%は初職が正規であるが、そのうち一度も退職することなく「終身雇用」パスを歩んでいる男性(退職回数0回)は、30代で48%、40代で38%、50代で34%である。

内閣府「日本経済2017-2018」

正社員でスタートした男性を100とすると、転職経験ゼロの人は、30代で61%、40代で48%、50代では43%となります。つまり40代までに、過半数の人は転職しているんですね。日本って雇用の流動性が低いというイメージがあるかもしれませんが、結構みんな転職しているというのが事実です。これでマイノリティにおびえる必要はありませんね。

②新卒3年以内に辞めても転職できます。

「少なくとも3年間は続けるべき」

こんな言葉を聞いたことのある人は多いかもしれませんが、気にしなくて良いです。

まず、「新卒3年以内に3割辞める」のは事実です。もっといえば、1年で1割辞めてます。

ただ、日本の失業率は2.2%です。

差し引きで考えたらわかります。みんな、辞めるけど、転職しているんです。

もちろん、辞めた人の中には、求職活動を辞めて失業率の計算に含まれていない人もいるでしょう。ただ、もしそのような人が大多数だとしたら、日本の労働力人口は目に見えて激減していっているはずですが、いまのところそこまではなっていません。

つまるところ、「3年以内に辞める」ことの抵抗は、世間体があるのでしょう。ただ、世間体はあなたの人生の面倒をみてくれません。周りにどう思われようと関係ありません。あとは気持ちですね。

③くるみんマークのウソ

これは本当に補足です。「くるみんマーク」知っていますか?

厚生労働省が「子育てサポート企業」として認定した企業に付与しているマークです。企業にとって、仕事と育児の両立を推進している会社というPRになります。

ただ、転職先を選ぶ基準として考えるときは、要注意です。

認定の要件として、「男性の育児休暇取得の実績」が必要のため、一見、このマークがあると男性でも育休をとれる会社と思いがちですが、必ずしも実態とあっていない場合があります。

要件は、「男性労働者のうち、(略)~育児休業等を取得した者の割合が7%以上」です。あくまで割合であり、日数ではありません。

たとえば、男性社員が育休を1日とれば、それだけでカウントされます。基本的に育休は無給ですが、この取得率の底上げのために、育休開始の数日だけ有給としている会社もあります。せっかく転職するなら育休などの環境が整っている会社を、と考えている人は、ぜひ実態を調べるようにしてみてください。会社に聞きづらければ、転職掲示板などを利用するのも良いでしょう。ぜひ、信頼できるデータを探してください。

以上、私の経験が、あなたの転職を少しでも後押しできれば幸いです。