共働きコラム

【共働きの正社員夫婦が勝ち組】メリット盛りだくさん

共働き世帯は年々ふえていて、18歳未満の子どもがいる世帯における共働きの割合は2019年時点で7割を超えました。

専業主婦と共働き、どっちがいいのかな…?

結論からいうと、共働き世帯の方が将来的に有利です。

妻も仕事を持つことで、世帯年収の増加や、老後の資金確保、夫婦どちらかが病気や怪我で働けなくなった際の収入確保が可能になります。また、社会との繋がりを持つことで、やりがいを感じ生活にハリが出るなど、メリットは金銭面に限りません。

それでは詳しく解説していきます。

専業主婦が勝ち組とは言えなくなってきた。

老後2000万円問題

老後の金銭問題として大きな関心を集めているのが、老後2000万円問題です。これは、年金収入のみで生活する無職世帯をモデルケースにし、定年から平均寿命までの20~30年間を生きるためには2000万円の資金が必要になるというものです。

老後の年金問題

年金と合わせても、老後は月約5万円の赤字になります。

無職世帯の年金等による平均収入は月額約21万円です。それに対し、支出は26万4千円ほどと見込まれ、毎月約5万円の赤字が出ます。この赤字が30年間続くと、約1,800万円になります。この赤字部分を補填するために、貯蓄を確保しておく必要があると言われています。

専業主婦だと将来が不安

かつては、結婚退職し、専業主婦になることが勝ち組であると言われていた時代がありました。しかし、平均寿命が80歳を超え、年功序列で収入が上がり続ける保証もない現代、夫のみの収入に頼って生活していくことは難しいのです。今の生活を守りながら、将来に向けて十分な貯蓄をしていける共働きが勝ち組であると言えます。

あなたも勝ち組!?共働き夫婦ともに正社員の場合のメリット

世帯年収が2倍になる

まずは、何と言っても世帯収入が増えるということです。サラリーマンの平均年収が400万強と言われる現代、夫婦がそれぞれ同じくらいの収入を得られれば、世帯年収はおよそ倍になります。夫のみが働く場合と比較すると、大きな差です。

お金に余裕がれば、マイホームの建築したり、子どもの教育に投資したり、海外旅行を楽しむことができますね!

予期しないリスクに備える

生きていく上では、いつ病気や怪我にみまわれるか分かりません。夫婦のどちらかが突然の病気で療養が必要となり、働けなくなってしまう可能性もあります。夫の収入が無くなってしまった時、妻が専業主婦であると生活が立ち行かなくなってしまいます。

共働きであれば、家計の収入がゼロにならないから、リスク回避できますね。

妻が正社員であれば、ある程度の収入を確保できるため、更に安心です。このような家計の危機を迎えた際にも、夫婦ともに正社員であることは有利であると言えるのです。

将来の準備ができる

夫婦ともに正社員であれば、退職金や厚生年金がそれぞれにもらえるというメリットもあります。

二人とも退職金や厚生年金が入れば、老後の安心にも繋がりますよね。この点は、妻がパートや契約社員での共働きとは大きな違いであり、夫婦ともに正社員の共働きが勝ち組であると言える理由の一つです。

やりがいを感じることができる

専業主婦の場合、近所のコミュニティや子ども繋がりのママ友など、人間関係の幅が狭くなる傾向にあります。そのことでもどかしさを感じたり、むなしくなったりすることもあります。また、家にいて家事や育児に時間を費やしているだけでは、気が滅入ってストレスが溜まることもあります。

社会に出て働くことは、視野を広げて社会性を得られるだけでなく、仕事にやりがいを感じることで生活にハリがでます。

仕事のおかげで、家事や育児から離れる時間ができ、気分転換や精神面の安定にもつながります。

共働き夫婦が2人とも正社員だと幸せなのか?

夫婦ともに正社員であれば、世帯収入が増え、生活への余裕や将来への備えに繋がります。しかし、常に穏やかに幸せを感じていられるというわけではありません。残念ながら、デメリットも存在します。

  • 保育料や社会保険料の支払いが増える
  • 仕事で忙しくなりがち
  • 家庭と仕事の両立が大変

保育料が必要になる

夫婦とも仕事をする場合、子どもを保育園に預ける必要があります。幼保無償化されましたが、0~2歳児では、保育料が必要になります。2歳児クラスまでの保育料は収入によって異なるため、世帯収入が多ければ保育料も高額になります。

社会保険料の支払い

また、収入に応じた社会保険料の支払いもあります。正社員の共働き世帯は、世帯年収が高い分、他世帯と比較して社会保険料を多く支払うことになります。更に、仕事で忙しい分、家事に十分な時間を割くことができず、外食が増えたり、お惣菜の購入が増える家庭もあります。これらの状況により、支出が増える傾向にあるのです。

仕事で忙しい毎日

次に時間の面です。仕事に忙しい毎日を送っていると、家事がおろそかになってしまったり、子どもとの時間が少なくなってしまうことがあります。特に、子どもとの時間については悩んでしまうことが多いでしょう。朝はバタバタと保育園に出発し、帰宅後も寝る時間まで慌ただしく過ごし、子どもと十分にコミュニケーションを取る余裕がないということもあり、自己嫌悪に陥る場合もあるのです。また、夫婦の時間も同様です。出勤時間や帰宅時間の違いですれ違いを繰り返し、ゆっくりと会話をする余裕がない場合も多くあります。コミュニケーションが上手くいかずにお互いがストレスを抱えてしまい、家庭内で不和が生じてしまうケースもあるのです。

家庭と仕事との両立

最後に家庭と仕事の両立についてです。子どもがいる場合、子どもの送り迎えだけでなく、保育園や学校の行事への参加が必要になります。行事に合わせてお休みを取る必要があるため、仕事の調整が欠かせません。また、子どもが突然体調を崩すこともあります。その際には、仕事も突発で休むことになり、職場に迷惑をかけたり、仕事が遅れて挽回が大変だったりと、精神的にも体力的にも負荷がかかってしまうこともあるのです。

家事を時短・分担することで生活にゆとりが生まれる

共働きには、家事の時短や分担が欠かせません。家事の時短には、便利な家電を使用することも一つです。

ルンバで手間をかけずにカンタンお掃除

例えば、ロボット掃除機のルンバです。家族が寝ている間に掃除をするように設定しておけば、夜中のうちに掃除機作業が完了しています。生活をしていると、綺麗にしているつもりでも、ほこりが出てしまうものです。それに対して、毎日掃除機をかける余裕はありません。ルンバを使用すれば、その作業の手間を省くことができます。

全自動洗濯機もおすすめ

洗濯物を干して、取り込んでたたむというのも、時間が要る作業です。乾燥までを洗濯機が対応してくれるのであれば、必要なのはたたむ作業のみになります。忙しい平日には非常に助かりますよね。

週末の準備で平日の調理時間を時短

料理は毎日するものですから、工夫が必要です。メインの料理は時間のある週末に下味をつけて冷凍しておくと、平日の調理時間を短縮することができます。

ポリ袋にブリとみりん、酒、醤油、砂糖を入れて揉んでから冷凍しておきます。調理する日に解凍して焼くだけで、簡単にブリの照り焼きができます。

唐揚げも味をつけて冷凍しておけば、必要な際に解凍して衣をつけて揚げるだけです。

野菜も週末に切って冷凍しておくことで、お味噌汁などに切る手間無く簡単に使用することができます。週末の工夫が平日の時短に繋がるのです。

家事は見える化して夫婦で共有する

家事は、妻に負荷がかかることが多いですよね…

家事は、明確に分担を決めるのではなく、「見える化」することをお勧めします。どの家事をどのくらいの頻度で行うのか付箋に書き、カレンダーに貼ります。例えば、トイレは週に一回掃除をするのであれば、「1階トイレ週1」「2階トイレ週1」とします。その付箋をカレンダーに貼っておき、実行したら一週間後の日に付箋を移動させます。換気扇や排水溝の掃除など、一か月に一度であれば、次の月のカレンダーに移動させます。

夫側は、どのような家事が必要なのか分かっていないことが多いので、「見える化」は重要なのです。明確に家事分担を決めてしまうと、どちらかが忘れていたり、忙しくて自分が対応できない時にイライラしてしまいます。お互いの仕事の都合もあるはずですので、「見える化」した上で、週単位、月単位で分担を決め、話し合いながら、できる方ができることをやるというスタンスが、心にも余裕を生むでしょう。

時間を有効活用!時短サービスの紹介

正社員で共働きをしていると、料理に時間をかけられない…

それでも、家族には美味しく栄養のあるものを食べてもらいたいですよね。子どもがいるのであれば、尚更です。

【カット済み野菜が便利】ヨシケイのミールキットが嬉しい

ヨシケイのカットミールは、既にカットされた食材が届き、家では調理をするのみです。肉や魚や野菜を切る手間を省くことができるだけでなく、野菜は、皮や切れ端などの生ごみが少なくて済みます。

生協のパルシステムの料理セットも時短できる

生協のパルシステムも同様に、お料理セットが届きます。食材は国産を中心としているので安心で、レシピも付いてきます。常備菜のみを作るセットや晩御飯3日分のセットなど、必要に応じたセットを選ぶことができるため、使い勝手がいいと言えます。

【お掃除おまかせサービス】ダスキンのメリーメイド

家事が追い付かない場合は、ダスキンのメリーメイドを利用するのも一つです。

お掃除おまかせサービス

水回りからリビングや寝室に至るまで、希望に応じた場所の掃除をお願いできます。

家事おてつだいサービス

買い物や調理、洗濯やアイロンがけなど、日常の家事をお願いすることができます。

アイコン名を入力

どうしても手が回らない時には、このような代行サービスに頼ることで負担が軽減できますね!

また、換気扇や排水溝の掃除など、負担が大きい掃除のみ、外部に委託するのもいいですね。

共働きは将来のため!今を工夫して乗り切る!

共働きは、時間に余裕が持てなくなってしまうことが多く、体力面での負荷もかかります。しかし、世帯収入が増えることで、生活が安定すると同時に、将来への備えにも繋がります。

負担の大きい部分は、家族の協力や、便利な道具やサービスを使い、工夫しながら乗り越えたいものです。今は大変であっても、将来的に金銭的にも精神的にも安定した生活を送ることができるでしょう。

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