時代ともに共働き世帯の数が増えてきました。稼ぎが増えて生活に余裕が出来るというメリットがある反面、家事や育児を全て押し付けられる妻ケースは少なくありません。
共働きなんだけど、忙しくて辛い…
そんな悩みを抱える方に向けて、この記事では共働き夫婦の妻が、家事育児の手を抜くコツや便利な楽ができる家電やサービスについて紹介していきます。
共働き夫婦が辛いと感じるとき

家事や育児が負担になっている
先日、こんな記事を書きました。

多くの夫婦が家事分担をうまくできていないのです。夫婦共働きの家庭において妻が辛いと感じるのは、とにかく仕事が多くてしんどい、自分だけ負担が大きいと感じるためです。
夫が協力的であれば、多少忙しい日々でも我慢できるものですが、夫が全く手伝ってくれず家事や育児は全て妻まかせ、さらに感謝の言葉もかけられず妻がやって当たり前という態度をとられては、不平不満が増幅していくのも当然と言えます。
旦那が理解してくれない
自分が辛い、しんどいと感じている事を夫に伝えても、理解してもらえないこともありますよね。
仕事から帰ってきた後や休日は、妻は休む間も間もなく忙しく動き回っているのに対し、夫はソファでテレビを見ながら寝そべっていたり、趣味に没頭しているなど対照的な過ごし方をしている夫婦も少なくありません。
「自分だけが忙しい」
「誰にも気持ちをわかってもらえない」
という状況だと、精神的にも肉体的にも余裕がなくなってきますよね。
子持ち共働き妻の一日のスケジュールはこんなに忙しい
育児をしながら働いている妻は、1日のスケジュールがみっちり詰まっています。
06:00 起床
07:00 朝食
08:00 登園
09:00 出社
09:00 ~ 17:00 仕事
17:00 お迎え
18:00 買い物・帰宅
19:00 夕ご飯
20:00 お風呂
21:00 寝かしつけ
22:00 片付け・明日の準備
23:00 就寝
朝は時間との戦い
朝起きてからはまず朝食作りから始まりますが、お弁当が必要な子供がいる場合は、同時進行でお弁当作りもしていきます。朝食の用意が出来れば子供を起こし、食事を取らせている間に洗濯機を回したり、自分の身支度を行います。
小さい子どもは、親の言う通りに動いてくれない事も多く、起床や着替えの手伝いをしなければいけないこともありますよね。
そして学校へ行く子供を送り出した後は洗濯物を干し、保育所へ預ける子供と一緒に家を出ます。
仕事中も気を抜けない
フルタイム勤務なら、9時から定時の17時までは仕事に集中しなければいけません。
子供の体調不良などの連絡があれば、お迎えに行かなければならないため早退しなければならないことも…
帰宅後も子どもが言いたい放題
仕事が終わればすぐに子供を保育園へ迎えに行き、スーパーで食材を購入して帰宅です。もちろん帰宅してからも慌ただしさは変わりません。幼い子供は母親の状況を理解出来ないため、「眠たい」「お腹が空いた」など言いたい放題です。上手になだめながら猛スピードで夕飯を作り、食べさせ、お風呂に入れた後に寝かしつけます。
塾や習い事で帰りが遅くなる子供には、帰宅時間に合わせて夕飯の用意をします。手の空いた時間は洗濯物を取り入れたり、自分の食事や入浴も済ませます。夫の帰宅時間が遅ければ、なかなか食器の片付けも終わりません。
みんなが寝静まってから台所で1人カチャカチャと食器を洗い、ようやく寝れるといった感じです。
家事育児の手を抜くコツとは?辛いなら頑張りすぎない
家事育児の手を抜くべき理由
- 詰め込みすぎると自分の体力やメンタルがもたない
- 忙しすぎて夫婦間がギクシャクする
- 子どもにあたってしまうことも
塵一つ落ちていないピカピカの部屋、愛情たっぷりの手作り料理は、家庭を支える妻、母親として追い求めたいものかもしれません。しかし仕事を抱えながら全てこなしていくのは並大抵の事でありません。仕事と家事育児を上手に両立させていくには、どこかで手抜きする術も覚えていく必要があります。
手を抜くコツ
- 休日に余裕があれば平日のご飯を作り置きしておく
- お惣菜やレトルト、インスタントに頼る
- 宅配食材サービスを使う
- 時短家電を購入する
買い物時間を少なくして楽する!宅配サービスのすすめ

買い物時間を減らしたい、時間を効率良く使いたいと思う場合は、食材を自宅に届けてくれる宅配サービスが便利です。
料理を作る上で実は大変なのが、食材購入のための買い物と毎日の献立決めです。仕事終わりのクタクタの状態で、わざわざ店に寄らなければいけないのは体力的にもきつく、子供連れの場合はゆっくり食材を吟味している暇もありません。また献立決めも毎日となると負担に感じるもので、結局いつも同じ定番メニューとなってしまうのです。
一度使うと手放せなくなる!忙しい女性のための家電を紹介
- 電気圧力鍋
- 食器洗い乾燥機
- 洗濯乾燥機
- お掃除ロボット
- アイロンスチーマー
電気圧力鍋

具材をカットして鍋に入れ、スイッチを押すだけで料理が出来る電気圧力鍋は、多くの主婦から支持されているアイテムです。料理が家事の中でも最も面倒と感じている人が多いのは、火を使うため子供が近づくと危ない、放置し過ぎると焦げ付くといったトラブルが起こるためです。しかし電気圧力鍋はガス火を使わず、タイマーをセットしておけば後は放置で問題ありません。料理が出来上がるまでの時間は他のメニューを作ったり、子供の勉強を見る、お風呂に入れるなどの時間に費やせます。
食器洗い乾燥機

食事をした後の食器の後片付けも面倒と感じる人は少なくありません。ひと通り食器を洗っても、そのままにしておくとキッチンが乱雑に見えるため、一つ一つ拭いて食器棚に仕舞うという作業も残っています。食器洗いのお助け道具となるのが食器洗い乾燥機で、食洗機に食器をセットし洗剤を投入すれば、洗浄から乾燥まで全て勝手にやってくれます。食器を洗う手間と拭く手間が省け、さらに熱風で乾燥させるため雑菌の繁殖を予防させる効果もあります。
洗濯乾燥機

洗濯乾燥機は劇的に家事の時間を短縮できるスーパー家電です!干す・取り込むという作業は意外と時間がかかるもので、少なくとも30分は要します。さらにせっかく仕事前に干していても、気温が上がらなかったり、途中で雨が降るというケースもあり、取り込む際に半乾きや全く乾いていないという事態も起こり得ます。その点、洗濯乾燥機を使うと天候に左右されません。常にふわふわで柔らかい仕上がりとなり、洗濯物が溜まるというストレスからも解放されます。

お掃除ロボット
そしてお掃除ロボットも共働き世帯は持っておきたいアイテムです。お掃除ロボットはスイッチ一つ押すだけで、自動で部屋の掃除をしてくれます。仕事中に勝手に掃除を任せておく事も可能で、掃除終わりにはロボットが定位置まで戻るので、片付ける手間も必要ありません。掃除機を持ってくる・片付けるという作業も意外と面倒で、面倒だから毎日掃除をするのは嫌と感じる人も多いですが、お掃除ロボットがあれば自分は何もする必要はなく、常に部屋はピカピカの状態を保てます。
アイロンスチーマー
アイロンがけをやめてハンガーにかけたまま使えるアイロンスチーマーを使いましょう!
頑張り過ぎず楽する方法を探ってみよう
仕事をしながらも家事や育児も一手に担っていると、「何故自分ばかりが忙しいのか」と不満に感じるものです。ストレスを溜めないためにも、まずは夫に家事分担を提案してみるのも一つの方法です。また家事を楽にする家電や食材宅配サービスを積極的に活用しても良いかもしれません。時に惣菜やレトルト、外食などに頼りながら、適度に手を抜いて家事育児をこなしていく事が家庭円満のコツでもあります。