【残業で夕飯が22時に…】共働き夫婦が夕飯の準備を楽にするためのコツとは？

19時ごろに夕食を食べれるのは「定時で帰れる」ことが大前提です。職場によっては、残業が当たり前になっている場合もあります。また、繁忙期では仕事を残してすぐに帰るのが難しい場合もあると思います。帰る時間が遅くなればなるほど、当然、夕飯の時間も後ろにずれていきます。21時や22時になってようやく、夕飯にありつける夫婦もいるのです。

夜勤だと17時ごろになる

夕飯の時間がもっと変則的なのは、夜勤や深夜営業のある仕事に就いている人です。夜勤があると、1日のスケジュールが規則的ではなくなっていきます。16～17時ごろの早い時間に夕飯をとってから、職場に向かうケースも出てきます。

健康を考えると18~19時ごろには夕ご飯を用意したい

子どもの健康面を考えれば、できるだけ規則正しい時間帯に夕飯を用意してあげたいところです。友だちとの遊びや部活でおなかをすかして帰ってきた子どもに対し、18～19時ごろに夕飯を作ってあげられるかどうかは共働き夫婦の大きなテーマといえます。

共働きの夕飯は、夫婦で家事を分担しよう！

忙しくて、外食が多くなりがち…

忙しい共働き家庭では、外食が多くなりがちです。栄養バランスがかたよりやすく、健康面が心配になりますよね。

できれば自宅でバランスのとれた食事をとりたいものです。

夕飯の準備を分担すると夜ゆっくりできる

「家事の分担」が重要になってきます。たとえば、夫婦の一方が買い物から調理までをこなしていると、どうしても夕飯の時間は遅くなっていきます。「早く帰れるほうが買い物に行く」「その間に、もう一方が自宅で調理の準備を進めておく」などの分担ができていれば、夕飯づくりはすみやかです。

家事を分担して調理中に他の家事をしてしまう

食事以外にも、共働き夫婦が家に帰ってからやらなくてはならないことは山積みです。

洗濯物をたたむ
お風呂を掃除してお湯はり
洋服を片付ける
机の上をキレイにする

どちらかが調理を中心になって進めてくれるのであれば、もう1人はほかの家事を引き受けてあげましょう。

食後の家事にも注意

夕食を食べ終わって、一息つきたいところですが、まだ家事が残っています。

余った食事のラッピング
食器洗い
テーブルの掃除
明日の朝食の準備

調理までは夫婦が協力して行ったとしても、後片付けや明日の準備をさぼってしまえば、パートナーのストレスが大きくなってしまいます。その日、調理を頑張ってくれたほうが後片付けでは休めるよう、夫婦間での気づかいを忘れないようにしましょう。

忙しい共働き夫婦は宅配サービスを活用して夕飯を作ろう！

食材の宅配サービスを利用すれば、店頭までいって買い物をしなくても自宅まで必要なものが届きます。共働き夫婦の時短術として、非常に便利な選択肢です。

オイシックス

たとえば、「オイシックス」は入会金無料で利用できる宅配サービスです。

オイシックス公式サイトはこちら

全国のどこからでも注文ができるうえ、有機野菜もとりあつかっているので、健康志向の家庭からも支持されるようになりました。オイシックスでは「キット」シリーズも人気です。夕飯の定番やヘルシーなメニューの食材をまとめて購入できるサービスであり、自分で考える手間を省けます。

ヨシケイ

他にも「ヨシケイ」の宅配サービスは、レシピの見やすさに定評があります。

ヨシケイ公式サイトはこちら

栄養士の考えたオリジナルメニューがシンプルなレシピになって毎日更新されているのが特徴です。細かい調理テクニックまで書かれているため、家事の腕を上げたい人にも向いています。しかも、「トレンド重視」「スピード重視」など、メニューのバリエーションも豊富です。その日の気分や忙しさに合わせて、ぴったりの食材を選びやすいサービスだといえます。

コープ

「コープ」もまた、食材を家まで宅配してくれます。契約後、毎週、産地から新鮮な食材が送られてくる仕組みです。さらに、コープのオリジナル食品は安全性を考え抜いて開発されてきました。無添加のウィンナーや栄養価たっぷりの野菜ジュースなどが代表的です。仕事が忙しいとつい栄養価を度外視して楽なメニューを作ってしまいがちです。そのようなときでも、コープのサービスを利用していれば、栄養価と夕飯のおいしさを両立しやすくなるでしょう。注文はカタログを参考にして、パソコンや注文書から行えます。

人気の宅配食サービスを見る

共働き夫婦のための献立を紹介

短時間で作れて栄養価も高い「お鍋」

短時間で作れて、なおかつ栄養価も高いメニューが「お鍋」です。基本的には、だしの中に野菜や肉を入れて煮るだけです。それでいて、十分においしいので共働き夫婦の強い味方になってくれるでしょう。おすすめなのは「キャベツ鍋」です。

1200mlの水に鶏ガラスープを大さじ2杯加える
キャベツ、キノコ類、鶏肉、ネギ、モヤシなどを加える

この鍋のメインとなるのが、大量のキャベツです。だしに溶け込んでまろやかな甘みをつけてくれるほか、やわらかい感触が仕事で疲れた胃腸を癒してくれます。

時短メニューといえば「どんぶりもの」

おわんの中にご飯とおかずが入っているので、1杯だけで胃袋が満たされます。後片付けの手間を考えても、家事をサポートしてくれるメニューだといえるでしょう。中でも、手軽なのにおいしいのが「まぐろ丼」です。

市販のまぐろを1口サイズに切る
ご飯にかける
お好みで刻みネギやノリをまふす

わさび醤油で味付けをすれば、ますます食欲がそそられます。なお、味気なさを覚えるときは生卵をかけたり、大さじ1杯のごま油を混ぜたりして変化をつけてみましょう。

共働きで夕食が作れないときの手抜き術

常に「しっかりした夕飯を用意しなければ」と思っていると、共働き夫婦の負担はどんどん大きくなっていきます。適度に手を抜いて、毎日のスケジュールにゆとりを作りましょう。

「冷凍ごはん」をストックしておく

まず、「冷凍ごはん」はお米を研いだり、炊いたりする時間を省略してくれます。余ったご飯はおにぎりくらいの量に分けてラップで包み、積極的に冷凍室へと入れます。そうすれば、次に食べるときは電子レンジで解凍するだけです。ご飯だけでなく、カレーやみそ汁に対しても行える保存術です。

品数を増やさず、具だくさんの１品にする

さらに、「おかずを増やそうとしない」ようにします。いつでもたくさんのおかずを作っていると、料理が苦痛になります。たとえば、ごはんとみそ汁だけでも立派な夕飯にできるはずです。みそ汁にたっぷり具材を入れて、おかずを兼ねさせれば不足感はありません。また、漬物やつくだになどを、余裕のあるときに作り置きするのもコツです。納豆や缶詰、瓶詰を冷蔵庫にストックしておくのも賢明です。これらが食卓にあれば、とりあえずご飯はすすみます。そのほかに1品ほどおかずがあると、寂しい食卓にはならないでしょう。

1週間のおおまかな献立を決めておこう

そして、「1週間のおおまかな献立を事前に決めてしまう」のもひとつの方法です。日曜日あたりに、月曜日から1週間の献立を考えてしまいます。あまり細かく決めると柔軟に対応できなくなるので、「月曜日は麺類、火曜日は肉」くらいの献立にしておきます。そうすれば、少なくとも当日になって献立を考える時間を割かれることはありません。スーパーに行っても、まっすぐ目的の売り場へと向かえます。翌日以降の献立を見すえた、まとめ買いをしやすくなるのも大きなメリットです。